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ユニ・ソイル

<無機性汚泥の造粒固化処理土>

建設機械の走行に必要なコーン指数

建設機の種類
コーン指数 qc
( kN/m2 )
建設機械の接地圧
( kN/m2 )
 超湿地ブルドーザー
200 以上
15 ~ 23
 湿地ブルドーザー
300 以上
22 ~ 43
 普通ブルドーザー(15 t級程度)
500 以上
50 ~ 60
 普通ブルドーザー(21 t級程度)
700 以上
60 ~ 100
 スクレープブルドーザー
600 以上
(超湿地型は 400 以上)
41 ~ 56
(27)
 被けん引式スクレーパー(小型)
700 以上
130 ~ 140
 自走式スクレーパー(小型)
1000 以上
400 ~ 500
 ダンプトラック
1200 以上
350 ~ 550

粒径加積曲線

 土粒子には、粗なもの(粗粒分)と微細なもの(細粒分)があり、大小粒子の混合の割合を「土の粒度」といいます。土の種類は、粒径別の名称によって 区分され、粒径0.005mm以下の粒子を「粘土」、粒径0.074~0.005mmの粒子を「シルト」、粒径2~0.074mmの粒子を「砂」、粒径 2mm以上の粒子を「レキ」と呼んでいます。

通常の地盤改良工事

転圧前
(土粒径の分布が狭い)

改良土を用いた地盤改良工事

転圧前
(土粒径の分布が広い=不均一)
転圧後

 粘土、シルト、砂などの土粒子の粒径範囲が狭い(粒度が悪い)土を使った地盤改良では、粒子が密に詰まりにくく不安定な状態になることがあります。
 また、火山灰質粘性土、腐植土(有機質で腐食により酸化する)など酸性が強い土では、中和反応によりセメントの固化を阻害します。
転圧後
 
改良土(ユニ・ソイル)を使用した地盤改良工事では、土粒子の粒径範囲が広い(粒度が良い)ため、大きな粒子がつくる間隙にさらに小さな粒子が入り、密で安定な構造を作ることができます。
 また、ユニ・ソイルはアルカリ性であり、セメント系固化材での地盤改良に適しています。

ユニ・ソイルの特徴

  1. 土木資材として様々な用途に活用できる強度の確保。
  2. 降雨などによって泥状に戻らない。(再泥化しない)
  3. 「土壌の汚染に係る環境基準」を満足する安全性を有する。

改良土(ユニ・ソイル)の品質について

 改良土(ユニ・ソイル)の品質について、当社は年1回の自社での物性試験・成分分析の他、各工事前に
  1) 工事前の原泥の成分分析
  2) 配合設計
  3) 改良土の品質確認(物性・成分)
を行う他、お客様の希望に応じて、
  4) 物性試験報告書の作成
  5) 成分分析(溶出・含有試験)
を行っています。

分析項目と基準値

環境庁告示 第46号 土壌環境基準 溶出試験(28項目) 


分析項目
基準値
(mg/L)
1
クロロエチレン
0.002
2
四塩化炭素
0.002
3
1,2-ジクロロエタン
0.004
4
1,1-ジクロロエチレン
0.1
5
1,2-ジクロロエチレン
0.04
6
1,3-ジクロロエチレン
0.002
7
ジクロロメタン
0.02
8
テトラクロロエチレン
0.01
9
1,1,1-トリクロロエタン
1
10
1,1,2-トリクロロエタン
0.006
11
トリクロロエチレン
0.01
12
ベンゼン
0.01
13
カドミウム
0.003
14
六価クロム
0.05
15
シアン化合物
検出されないこと
16
総水銀
0.0005
17
アルキル水銀
検出されないこと
18
セレン
0.01
19
0.01
20
ヒ素
0.01
21
フッ素
0.8
22
ホウ素
1
23
シマジン
0.003
24
チオベンカルブ
0.02
25
ポリ塩化ビフェニル(PCB)
検出されないこと
26
有機リン
検出されないこと
27
1,4-ジオキサン
0.05

環境省告示 第19号 土壌汚染対策法 含有試験(9項目)

分析項目
基準値
(mg/kg
1
カドミウム
45
2
六価クロム
250
3
シアン化合物
50
4
総水銀
15
5
セレン
150
6
150
7
ヒ素
150
8
フッ素
4,000
9
ホウ素
4,000

建設汚泥改良土試験 物性・溶出試験報告書

施工例

ユニ・ソイルの製造方法

本社
江刺営業所
リサイクルヤード藤沢
仙台営業所
石狩営業所
クリーンセンター花泉有限会社
〒029-3104
岩手県一関市花泉町日形字日形山
2番地1  
TEL.0191-82-5393
FAX.0191-82-5391
1.一般廃棄物収集運搬業
2.一般廃棄物処分業
3.産業廃棄物収集運搬業
4.産業廃棄物処分業
5.清掃業
6.一般建設業
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